AIによってSaaSは不要になるのか?

アプリケーションにおいて「機能」そのものの価値は、AIの進歩により相対的に低下し続けている。しかしSaaSが求められている理由は、機能を提供することではなく、「責任を引き受ける」ことにある。
顧客の重要なデータを預かり、蓄積する技術的負債と向き合い続け、常にサービスを止めず、万が一の際には責任を負う。それらを自社で引き受けたくないからこそ、SaaSは利用されている。
AIによって、必要な機能を自社開発で賄うことは可能になるだろう。 多くのサービスは、正直なところ本気で取り組めば誰でも作れる時代だ。しかし、作ったその先にある責任からは逃れられない。
データ漏洩が起きたらどうするのか?サーバーが停止したら誰が責任を負うのか?
AIが責任を負うことはできない。 サービスを作った人、提供した人が責任を負う。
この事実こそが、今後もSaaSが必要とされる理由と考えている。






